”お茶漬け屋さん”の丸太町十二段屋です。
大正時代から続いているお店らしいですが、かたくるしいところは全くなくて、
ゆっくりと静かな食事を楽しめます。
ちなみに”お茶漬け”とは、京ことばでは簡単な料理の意味やそうです。
最初からお茶かけて食べても全然かまわないんですけどね(笑)
店構えは小さめのちょっと小奇麗な建物で、そこに昔ながらの看板やのれん、
格子窓がうまくあしらわれています。
店内は町家風にしつらえてあって、玄関でクツを脱いで中へ入ると
板張りの床に丸テーブルの座敷席が3つあります。。
奥の厨房の手前にはちょっとモダンなテーブル席が2席。
それと2階にはしゃぶしゃぶのお客さん専用の個室もあります。
メニューの中では、やっぱりお茶漬けの基本コース”すずしろ”がおすすめ。
おひつに入ったご飯、だし巻き、8種類の季節のお漬物、それに赤だし。
だし巻きはふんわりと焼かれていて、しょう油をつけずに食べたい味です。
また使われている野菜は厳選された京都の地のもの。
しょっぱくない絶妙な漬け方で、お漬物好きにはたまらない味です。
それに、お茶はかの有名な一保堂さんのものだったり、
甘みがあるしょう油は江戸時代からの老舗のヤマホしょう油のものだそうです。
それぞれがとても自然な味で、こだわりが感じられます。
ステーキや要予約のしゃぶしゃぶも、あっさりと食べられてかなりおいしいです。
しかも値段が抑えられていて言うことなし!
”すずしろ”に一品ものや、お刺身を加えたコースもあるのですが、
値段が一気に上がってしまうので、正直あまりおすすめできません。
ここはやっぱり、京都御所をお散歩した後お昼ごはんに”すずしろ”
というのが賢い使い方だと思います。
丸太町十二段家 まるたまち じゅうにだんや(和食・お茶漬け)
京都市中京区烏丸丸太町西入ル(←クリックで地図を表示します)
(地下鉄丸太町駅徒歩1分)
TEL:075-211-5884
営業時間:
11:30〜14:30
17:00〜20:00(売切れ次第閉店です!)
HOLIDAY:水曜
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